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これはありふれたボディにプリントされた ただのTシャツに他なりません。

執筆者の写真: nextform じゅんやnextform じゅんや

更新日:2024年6月24日

僕が25年位前に船場のショップで見た。Tシャツは裏側にプリントされていたり、

ボディーと同じ色でプリントされてるものを見て、

なぜこういうのがもっと市場に出回らないんだろうと考えておりました。

しかし後に、なぜ出回らないかを思い知る事となります。


やがて僕は、グラフィックデザイナーとして独立し、企業から案件をこなしていく中、

Tシャツデザインの受注も多数ございました。

Tシャツのデザインを納品し、受け取ったアパレルブランドが大量生産する。

僕らの報酬は、当時1柄10万円程度のものでした。


仕様などは企業によって既に決まっていて、

その仕様(素材やパターンやプリント条件)を変形させるような提案は拒否されます。

また案件が増えると、そのTシャツにかけている時間も削がれてしまいます。


経営だけを考えていると、それは間違った事では無い。

どうしても最短距離で売上を上げることが優先される。当たり前ですよね。

短時間で、より多くの売上を作りたい。これは正義です。


それによって、現在も確認できますが、

Tシャツデザインに関して、以下の3つの問題点があります。


1. グラフィックの質の低下(なんとなくの絵柄、考え抜かれてない、工数のない)

2. ブランドイメージの低下(ロゴドンなんかいい例ですね、その為だけに作られていない)

3. 業界全体の劣化(仕様での変形は価値を見出されるが)



本質的に、これはありふれたボディにプリントされた ただのTシャツに他なりません。

絵柄を転んじられた業界への落胆からの活動ですが、

ブランド力のない裸の状態から、限られた仕様で、絵柄をガチでやろうとする、

グラフィックデザイナーの叛逆と根性そのものです。


皆さんには、この活動の一端を担う、経験をお買い求め頂きたい思っています。



「いやあれやん。企業にデザイン納品し続けた方が、儲かるやろ?」


その通りです。

それが僕の正義なら、

そもそもグラフィックデザイナーやBARをやってないですよ。










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