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ミネルヴァの梟は迫り来る黄昏に飛び立つ



梟は、コキンメフクロウを描くことに決めていた。


コキンメフクロウ(小金目梟、学名:Athene noctua)は、

フクロウ目フクロウ科の鳥です。

本種はギリシア神話の女神アテナの使いとされており、

学名のうち属名"Athene" はアテナに由来する。

本題材は、ミネルバのフクロウ。


「ミネルヴァの梟は迫り来る黄昏に飛び立つ」というのがある。

これは、かの哲学者ヘーゲルの言葉です。

彼の「法の哲学」の序文の中に登場する。

ミネルバは知恵の女神であり、フクロウはその使者である。


古い知恵の黄昏の中から、新しい知恵の到来を告げつつ、

知恵の女神の使者が飛び立ってゆく。

そのようにして、人類は歴史の中を前へ前へと進んでゆく。


この示す意味は、

哲学が現実の成熟のあとに遅れてやってくるものであるという事、

現実が完成されてのちに、はじめて観念の王国、知の王国、哲学の王国が

建設されるとされています。


哲学は元々、いつも来方が遅すぎるのである。

哲学は、現実がその形成過程を完了して、

己を仕上げた後で初めて、哲学は時間の中に現れる」

「存在するところのものを概念において把握するのが哲学の課題である。

個人に関していえば、誰でも元々その時代の息子であるが、

哲学もまた、その時代を思想の内に捉えたものである」


要するに哲学は時代精神を、人が見ることが出来ないものを、

過ぎ去ってから目に見えるように取りまとめたものだといっています。


ミネルヴァの梟、つまり哲学は、時代が終わってから夕暮れ時、

黄昏に飛び立つ、つまり哲学として形成します。

哲学者は預言者ではありませんから、未来の事は分かりません。

それを論じることも出来ません。

哲学は、今あるか、過ぎ去った時代精神を、後から概念に取りまとめ、

それを人に目に見える形で示すことしかできません。


ヘーゲルはそう言っているのだと思います。




さて、新型コロナ


ビフォーコロナ・アフターコロナが議題での討論をよく耳にします。

窮地において生き延びるには何をなすべきか、

様々な方法や正義が提案なされていきます。

フクロウが世界に飛び立ち叡智を絞り次の時代を作り上げる。

令和早々の経験が、世界中で増えている感染症との戦いの中で、

政治や行政、経済、医療、介護だけではなく、

人類がミネルヴァの梟になれるのかが試されています。


そしてまだ、黄昏を迎えていません。

すなわち、哲学が形成されていないのです。

論じれる材料さえもとても不足している。

先ほど申し上げた、様々な方法や正義は、成熟されていません。

しかし、この時代を乗り越え、私達自身で知恵を成熟させ、

昇華しないといけないのです。


この成熟が迎える前日。

私達は、次の時代の形成へ、牙を研いでいようと考えています。

隠し文字は、私どもが再び飛翔できるように込めた文章を描いています。


前日談での英雄である、医療従事者、並びに関係者の皆様、

物流関係またはインフラ形成の従事者の皆様に、最大の敬意と感謝を。


私どもは、いつか必ず黄昏にたどり着く。



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