参考になったもの（2014年改訂版）
ロックンロールが、転がり続ける事のように、風に吹かれてそよぐ葉はとても参考になる。
溶岩の流れ方も然り。 少年ジャンプも然り。
コロコロコミックなんてめちゃめちゃ参考になる。
廃車置き場なんて、格好の巣だし、水たまりには、油の虹が彩られる。 そこでのタバコの煙なんか、凄く良い動きをしている。
ミカンの皮のブツブツとか、レコードの溝とか、お婆ちゃんの手のシワとか、本当に参考になる。
すごく影響を受けてしまう。
こんな喋り方が出来れば、僕も嬉しいと思う。
最近面白いのは、スピーカーの手触りだ。やる気が出る。
あとは忘れちゃいけない、土の湿気を感じるのが面白い。 めちゃめちゃ参考になる。
意外と、クラブで踊っていると、フロアの床が気になる。 テレビの使われていないプラグの差し込み口に似た感じがする。
タバコの灰のコントラストが気になって、長い時間、混ぜてみたりした。 最終的には水をかけて、灰皿は真っ黒になって終わった。
洋服を買った時のタグを集めているが、未だ生産的な結果には至っていない。 しかし、それを結んでいる紐の渦は参考になる。
古い型のカシオの計算機。お爺ちゃんに昔貰った。みんな見ておいた方がいい。 すごく参考になる。 しかし、これは誰にも譲らない気だ。
昔、革靴を水で洗って、レンジでチンしてみた。少し焦げてしまったが、フニャフニャになった革は、見ておいた方がいい。
あとお行儀は悪いけど、流しでタバコを消すのも良い。 これはやっておいた方がいい。
海でおしっこするのは、それからでもいい。
ネジ穴をつぶしてしまった時のどうしようもない危機感は、早めに味わった方がいい。 これを回避する術を知ると、仕事も円滑にいく気がする。 誤解だろうか。
話は戻るが、サラリーマンの電車で新聞を読む段取りは素晴らしい。 なんなら自分で満員電車に乗り、やってみるといい。非常に難しい。
女の子の手紙の折り方は、恐らく男には出来ないだろう。ノートの取り方も然り。 逆に男が、気迫を交える行動は静かに人知れず行うといい。
御堂筋の各店舗のショーウインドウが素晴らしい。あそこの中なら、ポーズをとってみても良い。 なんか、好きになった人の書く字が、とても綺麗だった時の感動がある。
我が国の紙幣の印刷は、良く眺めた方がいい。非常に参考になる。 住民票の印刷でも同じ感覚を受ける。 罫線の美しさだけではない何かがある。
アメを噛むときの歯への圧力も心地よい。 新しいシャツに袖を通す瞬間もいい。 何か恋人にそれを投影する時もある。
プチプチは飽きるまで潰してしまった方がいい。 結構、後々ダレてしまって、潰すスピードも弱まって、 自分のスタミナを思い知る。
酒場には一人で行ってみるといい。 これも自分を知る上で、とても参考になる。
玉出や鳳の商店街の空気は味わうべきだ。ソフトクリームを買って歩くだけでも、勉強になる。 関西弁の様なニュアンスのきめ細かさに似た風情があり、時に発揮される躍動感、チームワークは見ておいた方がいい。 臨機応変に、また無駄な力はなく 僕達を制する。
洋服は洗濯機で回る時、非情に良い動きをする。 眺めすぎると目が回るけど、悔いはない。
死んだ友人の分の人生をおくれるかは疑問だ。 しかし、残された僕は、頑張ろうと思う。 そこで悲しいポーズをする事は義務ではないが、目の前でその友人に背を向けることは、僕が絶対許さない。
愛することは一元論じゃ判明しないけど、祝婚歌の一節は、非常に参考になる。
僕達はなんとなく幸せになると同時に、絶対愛を探してて、幸せを見逃す才能を持っている。 こういう意味では、愛とは盲目だと思う。
ユングの学問は大阪の大の字に似ている。そして非常にエロティックだ。 障子を豪快に破ってしまう時の快感はある。
そして、クレジットカードを持っているなら、何かモノを買う時、意地悪だけど、慣れてなさそうな女店員にレジを頼むと良い。 困りながら、先輩に助けを乞う様は非常にチャーミングだ。 ほっぺを触りたくなる。
PCなどのモニタのつぶつぶは非常に良い。 どんどん綺麗になるのは喜ばしいことだが、この楽しみがなくなるコトは残念でならない。
MACの警告音や生活音は非常に参考になる。
私達の悩みを、マズローの五つを代入すると、いかに私達がおこがましい生き物だと思い知る。 とてもちっぽけであり、その惨めさは、大いに参考に出来る。
何をおいてもバッテリー切れは経験しておきたい。 何か理由があるように思えて仕方がない。 なぜここで切れ、なぜここで困るか。 そして、なぜ自分は困るか。
出来るだけ、友達は作ると良い。 生きる上でも、死ぬ前提にしても非常に参考になる。 他人に興味を持つと同時に、自分にも興味を持てるからだ。 でも、順番はどっちでもいい。
そして友人をいっぱいつくって、 何かあっても、沢山許してあげると良い。 と同時に、許せないコトも順番に並べると良い。 自分にも、すごく参考になる。
友人の大切なモノを観察すべきだ。 本来なら、自分にも大切になってくるはずである。
いわゆる優しい行為というモノを実行している時、自分に問う事も参考になる。 なぜ、優しくしているか。 嫌われたくないから、優しくしているのであれば、それは優しさではない。
勝負は参考にならない。 なぜなら、負けても楽しそうな人には、絶対に勝てないからだ。
クズになるのも、自分の人生を幅を知る上で必要な時間である。 人に讃えられる生き方も然り。 そういった時は、まわりをよく観察しなければいけない。
どんな事においてもチャレンジ精神というものは、必ず持っておかないといけない。チャレンジは非常に参考になるからだ。 その提案が拒否され、達成できなくとも参考になるハズなんだ。
これは基本中の基本だが、 自分をよく観察しないといけない。 感情の起伏や、言動。身なりや風体。 色々参考にしながら、自分で自分を見張り、支配しなければならない。
イライラしている時の自分は参考になる。 最高に調子にのっている時も然り。
暴力さえ参考に出来る。 暴力は大いに振るってみて良い。徹底的に痛めつけてみると良い。 横たわる相手を見る事も忘れてはならない。 その後、敗者は本当はどっちなんだろうか？ と考える能力が無いなら、お勧めはしない。
本当は厳密に言うと、自分の事なんか客観視出来ない。 人から聞く自分はあまり参考にはならない。 しかしながら、自分を評価してもらう対象、その答えを望む相手をじっと考え、自分は何故、その人に答えを求めるのであろうかと、考えるのがコツだ。
もっともっと言葉にこだわると良い。 非常に参考になる。 色んな言葉の区別を考えた方が良い。 夢、欲望。財産、お金。... そこに自分の美意識を加味すると きっと素敵な答えが出るだろうが、行動力が無いと屁理屈の域を脱出出来ない。
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