nextform じゅんや
生命は自分自身だけでは完結できないようにつくられているらしい
僕の尊敬する詩人の一人、 吉野弘さんは言っていた。
生命は 自分自身だけでは完結できないように つくられているらしいと。
生命はすべて そのなかに欠如を抱き それを他者から満たしてもらう。
世界は多分 他者の総和 しかし 互いに 欠如を満たすなどとは 知りもせず、知らされもせず ばらまかれている者同士
「生命は」吉野弘より抜粋
でだ。 写真を見て貰いたい。

玉子のお寿司。 海苔でベルトを巻いている。
最近、このベルトを巻いていない お寿司屋さんが増えて悲しい。
この欠如。 玉子だって生命(だった)じゃないか。 それを満たす事を放棄するなんて 海苔なんて、満たす事をする 素晴らしいスーパーサブの食材じゃないか!(大げさ)
もっと言うと。 色彩を勉強している方なら、お分かりだと思うが、 黄色と黒の隣接するカラーリングは、視認性は抜群である。 だから、踏切とかはこのカラーリング。
ベルトを巻いてないお寿司。 なんとも覇気がないんだ!! ペールトーンの締まりのないカラーリングの玉子なんて嫌だ!!!
.....。
嫌だったら、嫌だ!!(食うけど)
....そして、僕の訳の分からない大袈裟な、 欠如を誰か満たしてやって下さい。
ハロウィンは流行るのに、 イースターエッグが盛り上がらない事に不満を持つ、 玉子好きな男より。
いやぁ。全然関係のない話になりましたね。
追伸 こんなコトに、吉野弘さんの詩を持ち出した事を、これから深く反省します。