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  • nextform じゅんや

Symbolizing imagination / 001

我々は虚栄心がつよいので、

他人の知らないことを知り、

他人の読まないものを読んだということで得意になっている。


古寺や美術館を巡り、また読書したあとで、

何事もなかったようにさっぱりしている人は少ない。

誰もが知的虚栄心をふりまわす。

何か得をしたように思いこみたいのだ。

これが教養の害の始まりである。


僕は、文字という物にこだわりを持っている。

デザイナーとしてもタイポグラフィのプロポーションもそうだが、

あくまで色んな人が残した「文字」

文章を分解して、文字。

宇宙の出来事を記す、記号化された数々の束。

それは、書物や本として、パッケージされるのだろうが

ものを思う我々にとって、自惚れては良くない。


ボキャブラリーは想像力を超越できないからだ。

ということは、文字という記号化やそれを使う言葉は、

コミュニケーションの最適解ではない。


こういう事もあったかもしれない。

映画を見た後に「原作の小説の方が良かった」と思った時が。


僕からすると当たり前の話なのである。


原作は、ミニマルに記号化された束。

それ見て、想像するのは読者自身である。

想像する情景、キャラクター。

ストーリーテンポ、様々な事が、読者の頭の中で想像される。

映画監督のその想像とは異なって当然の、多面性がある物なのである。


あの監督は、こう想像したのか。

と、それをも楽しむ事が、教養があるという事ではないだろうか。


もの思う人は、みなどこかで必ず優美なものだ。

憂いは人の心を病ませるが、病むことで生は陰翳を帯びる。

思想という言葉に、いかめしさ、ものものしさ、あるいは冷い理屈といった

先入観をもたらしたのは、根本的にはおそらく陰翳への鈍感のためにちがいない。

他人の思想を説明し解釈することしかできない無思想家の粉飾もあるにちがいない。

思想に、優雅な表情をとり戻してやらなければならない。

最適解ではない、この記号化された束であったとしても。