いつも動物が出てくるおとぎ話など、題材にしてメインビジュアルを作っているのですか、今回の題材はドンキホーテの異名である「ライオンの騎士」に対してのキャッチコピーを作る事にしました。
ミュージカルのドン・キホーテは、見果てぬ夢を追い続ける男である。
夢に向かって一直線に突き進む「ラ・マンチャの男」のロマンにある人々はしびれ、
ある人々は共感を抱く。
これに対して、原作のドン・キホーテは、騎士道物語に書かれていることを
真実と信じて騎士道を実践する人物である。 彼の眼にはごく日常的な物事がことごとく騎士道物語の一シーンとなって映っているようで、 騎士道を実践すればするほど、現実世界との衝突が発生する。 その徹底ぶりが面白く、ひょっとしたら狂気に陥っているのはドン・キホーテでなく、
自分たち自身ではないだろうかと思わせるほどである。
「ドンキ・ホーテ論」三浦良氏著 より引用
こちらより、三浦良さんの「ドン・キホーテ論」が公開されています。
色々、他の方の論文も読ませていただいて、中には数種PDFもダウンロードさせて頂きました。
騎士道に憧れ過ぎて、いずれ狂人となり冒険へと出るドンキホーテ。
小説の中で出てくる人々は彼を嘲笑したりしますが、今、僕は思うんです
果たして、彼は笑われる様な事をしたか。彼は狂っていたのかって。
「ライオンの騎士」と名乗り出して、
彼は真面目に自分の信念を貫く事をやめない。
そう言う男を、僕は笑う事が出来ないのです。
こういう信条を、4周年を迎え、5年目にあたって、当店のテーマ?とさせて頂きます。
もっと自分を好きになる為にこの仕事やってんだから、
他人にどう嫌われても別にどうって事ないですよね。
で、このライオンなんですが、これはペンタブレットにより描かれました。 描いてみて思うのですが、 実際のところ、ある程度絵を描ける人であれば、どれぐらい訳ない仕上がりです。
模写が出来れば、誰でも描けるんじゃないでしょうか.....
いや自慢でも何でもなく、意外とみんな向き合わない。 ただの根気!!いや本当に...。
10時間ほど向き合えば、なんとかなります。
そして、このライオンは、またしてもTシャツになったのです。
周年期間中に、ご予約して、ゲットしてくれた皆さん、ありがとうございます!