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一人で会員制バーに行っても大丈夫?|大阪・西心斎橋 nextHome

10月3日
読了時間: 3分

BARで一番緊張する時間は、飲んでいる時ではないと思います。


扉を開ける、その数秒です。


しかも一人。

しかも会員制。


これはもう、入りにくい要素をかなり積んでいます。


nextHomeは大阪・西心斎橋、アメリカ村の外れにある小さな会員制BARです。


そんな店の店主が言うのも変ですが、

一人でBARに入るのが怖い気持ちは、わりと正常だと思っています。



■ 一人で来ること自体は、まったく珍しくありません


nextHomeは約10坪の小さな店です。


大人数で来て盛り上がるより、一人や少人数の方が空間には合います。


なので、「一人で行ったら浮きますか?」と聞かれたら、答えはNOです。


一人だから特別扱いもしませんし、

一人だからずっと店主と喋らないといけない、ということもありません。


ここは意外と大事です。


BARに一人で入ると、

「何か面白い話をしなければ」

「店主と会話を続けなければ」

と思う方がいます。


別に、そんな義務はありません。



■ 喋らない20分があってもいい


グラスがあって、音楽があって、誰かがいる。


それだけで成立する時間があります。


スマホを見ていてもいい。

音楽を聴いていてもいい。

店主と少し話して、また黙ってもいい。


沈黙が発生した瞬間に何かで埋めなければならない店は、僕自身ちょっと疲れます。


nextHomeは「会話の店」ではありますが、

「喋り続ける店」ではありません。


人と一緒にいるのに、一人でもいられる。


BARのカウンターの面白さは、そこにあると思っています。



■ 一人だからこそ、偶然が起きることもある


誰かと二人で来ると、基本的にはその二人で話します。


一人で来ると、少しだけ世界が開いています。


隣の人と一言だけ話すことがある。

店主のどうでもいい話に巻き込まれることがある。

何も起きないまま帰ることもある。


全部、それでいい。


BARに行ったから何かを得なければならない、とは思いません。


家にまっすぐ帰るほどでもない。

でも、もう少しだけ夜の中にいたい。


そういう時に、一人で座れる椅子がある。


僕はBARの役割を、時々そんなふうに考えています。



■ 「静かなバー」ではあるけれど、いつも静かではありません


nextHomeにはカラオケもダーツもありません。


大人数の宴会を目的にした店でもありません。


とはいえ、笑い声の大きい夜もあります。

よく喋る夜もあります。


だから「絶対に静かな店」と言うつもりはありません。


大切にしているのは音量より距離感です。


一人で静かに飲みたい人がいたら、その人の時間を壊さない。

話したそうなら、少し話す。

放っておいてほしそうなら、放っておく。


人間なので読み間違えることもありますが、

そのくらいの雑ではない距離をつくりたいと思っています。



■ ただし、誰でもそのまま入れる店ではありません



ここだけは、少しややこしいです。


nextHomeは完全会員制です。


「一人で利用できる」と

「初めてでも自由に入店できる」は別の話です。


初めての方は、最新のご来店方法をご確認ください。



一人でBARに行くのは、最初だけ少し怖い。


でも、一度椅子に座ってしまえば、

意外とすることはありません。


飲む。

喋る。

黙る。

帰る。


それで十分です。


大阪・西心斎橋。

アメリカ村の少し外れ、ビルの6階にあります。





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